スキを大切に
何かを失うことは防げない。失敗や挫折のない人生は無い。
でも自分の中にある『スキ』を大切にしていると、必ずその『スキ』が救ってくれる。
その都度感じる、思う『スキ』を大切にして欲しい。
講座を受ける直前の自分
講座を受ける直前の自分は結婚して5年、長男を出産して4年が経っていた。
家事40%, 育児40%, 仕事40%の力しか出せずどれも不完全燃焼と感じ、だけど自分では120%の力を使っているので気持ちの中でモヤモヤが溜まっていた。ピークだった。日々の生活をするだけで必死だった。
イヤイヤ言う息子にも疲れ、生徒の子どもたちでさえも、疲れを感じてしまう時があった。
答え』はどこかに落ちていないだろうか?
私の『やり方』を変える必要がある!と信じ5年ほど彷徨っていた。
そんな時に出会ったひろみ先生のインスタ。何かを感じた。気になった。直感がコレだと言っているような気がした。このビビッ!は言語化できない、悔しい。勇気を出してDMを送った。
過去
『わくわく』『思いつき』の言葉がよく合う生き方だった。
小、中学校時代は絶賛反抗期。
高校、大学時代はとにかく友達と遊ぶ。
また、バイトを4つかけ持ちコンサートに国内旅行に、海外も30ヵ国訪問。
おもしろそうな事はできるだけやった。
就職先は大好きなアイドルの出身島。
英語も実は学び直し。アラサーのとき「英語を話せるとかっこいい!」という安易なひらめき。
気がつくと周りの友人は結婚、出産ラッシュ。
子どもと触れ合う時間が自然と増え、こどもの面白さを知りそのまま児童英語講師に。
ご覧の通りで『夢』なんてない。『目的』もない。
ただ、その時の『スキ』だけを大切に物事を決めた。
この間に生みの両親、育ての祖父母との別れもあった。
落ち込めば落ち込むほど、失えば失うほど、『スキ』の気持ちにフォーカスが当たり、意識する様になった。
余計に『スキ』な事をする様になった。
講座を受けて
なんのために子育てをしているのだろう?
なんのために児童英語講師をしているのだろう?
大げさかもしれないが、なんのために生きているのだろう?
私はこれらの答えを見つけ出すことができた。
それは、ひろみ先生、マシュー先生からの課題で沢山の事を考えさせてもらえたおかげ。
この講座のおかげ。教育の事はもちろん、自分自身の過去、現在、未来にもしっかり向き合った。
講座を受ける前の自分に言ってやりたい。「答え」なんて落ちてないよ、「やり方」の問題じゃないよ、と。
最初は先生方のお話が耳には言葉は入ってくる、でも頭で理解ができなかった。
考えた事もない様な事や、捉え方をどんどん惜しみなく投げかけてこられる。
目から鱗とはまさに今だ!と思った。
必死で掴んで、噛み砕いて、落とし込む。
もちろん途中で分からなさすぎて弱音も出そうになる。
だけど、今度はそこでリピート先生方や同期の先生方に支えてもらえる。
私は本当にひろみ先生、マシュー先生、この講座を受講される先生方が大好きだ。
子どもたちの変化
生きる力を持った子どもたちを育てていきたい。
夢なんてなくても好きなものがあるならそれを大事にしよう!
『目立つのがスキ』『お世話が好き』『自分がスキ』なんでもいい!
今のあなたでいいんだよと、メッセージを送るレッスンをし始めた。
宿題をしなかった子が自らし始めた。
出る杭を尊重すると協調性が出てきた。
有り余るエネルギーを受け止めると表現力が出てきた。
確実に子どもたちの人間力が上がっているのを感じた。
英語の発話はもちろん増えた。
そして話しながら、自分という人間を知る事ができ、それを共有し合う。最高のクラスができ始めた。
この講座のおかげで私も子どもたちもみんな『スキ』で溢れていられるようになった。
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